目次

スチューデントダイブマスターの役割

認定カード

開催条件

クラスコントロール

情報収集

プラン作成

参加者募集

ファンダイビングの実施 ①

ファンダイビングの実施 ②

ファンダイビングの実施 ③

ファンダイビングの実施 ④

講習の実施

リスクマネジメント

義務と責任

 

■クラスコントロール

ファンダイビング中にはクラスコントロールを行い、参加者に安全なダイビングを提供しましょう。

ファンダイビングをする際には、参加者との距離や位置を決めましょう。

太陽:日差しが低く眩しい場合には、参加者が太陽を正面に見ないように配慮します。

水深:水深が徐々に深くなる水域で立ち止まる場合は、ダイブプロフェッショナルが深い側に、参加者を浅い側に位置します。参加者は背の高さに応じてスクーバの重さが肩に感じていない程度(水面が胸ぐらい)の水深に立つようにします。

風向:ダイブプロフェッショナルの指示が受講生に聞こえやすいように、ダイブプロフェッショナルは風上に位置します。

視界:水面下での指示を確実に伝えるためには、ダイブプロフェッショナルは常に参加者とのアイコンタクトを保つようにします。また、ダイブプロフェッショナルの視野に参加者全員が入っているのはもちろんのことですが、同時に参加者の視野にダイブプロフェッショナルが入るように参加者を配置します。



■コミュニケーションのテクニック

安全で楽しいファンダイビングにするために、コミュニケーションテクニックをマスターしましょう。

① 落ちついてゆっくりと話しましょう。

② 重要なことは繰り返して話しましょう。

③ 参加者に考える時間があるように、間をおいて話しましょう。

④ 表情を豊かにリラックスして話しましょう。

⑤ 誰からも見える位置で話しましょう。

⑥ だらしない印象を与えない姿勢や服装で話しましょう。

⑦ 参加者に背中を向ける時には、参加者が聞こえる声の大きさで話しましょう。

⑧ 複雑な言葉は、短く明瞭な定義をしてから使用しましょう。

⑨ 「エー」、「アー」、「ウー」は最小限にとどめましょう。

⑩ 参加者に話しかけるような会話スタイルをとりましょう。

⑪ ハンドシグナルや身ぶり手ぶりなど、口頭以外の方法を積極的に活用しましょう。

⑫ 「自然に対する配慮」、「安全の思想」は、快適なダイビング活動に役立ち ます。
  参加者にそららの習慣を印象づけましょう。
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