目次

ディープダイビングスペシャリティ

認定カード

器材1

器材2

器材3

器材4

減圧症の予防1

減圧症の予防2

減圧症の予防3

減圧症の症状

減圧症の処置

窒素酔いの予防

窒素酔いの処置

プランとルール

空気消費率の変化

潜水可能時間の計算

深度制限

ボートサポート

ダイビング準備

潜降

水中での行動

浮上とエキジット

非常時の行動


■空気量の確認

ディープダイビングでは空気消費量が多いので、タンク内の空気量は次のa)~e)の各段階で確認しましょう。
また、タンク内の空気はダイビング中にすべて使い切ってしまわずに、常に予備として最低50気圧は残しましょう。

a)エントリー前

セッティングした器材から空気がもれていないか慎重に確認しましょう。
タンクバルブの部分や中圧ホースの接続箇所に、中性洗剤を水で薄めたものをかけ、空気もれの泡ができないか確認します。
また、セーフティーセカンドを含むレギュレーターからの空気もれがないか、水中につけたり音を確認しましょう。

b)潜降直後

エントリーや潜降中に器材に異常が発生していないか、自分やバディの器材からの空気もれをチエックしましょう。
バディのタンクバルブ等から空気の細かい泡もれがあったら、バディとチームリーダーに知らせてダイビングを中止しましょう。


空気もれはダメ

c)ダイビング中

ディープダイビング中は、通常よりも空気の消費量が多いので頻繁に残圧計をチエックしましょう。


空気量に厳重注意

d)浮上前

1分間に10mの浮上速度では、水深30mからの浮上に3分間かかります。
残圧に余裕を持って浮上を開始しましょう。

内容積が14リッターや12リッターの空気タンクを使用している場合には、空気の残圧が3分の1程度が浮上を開始する目安となります。

e)エキジット後

残圧が50気圧以上あることを確認しましょう。
もし、50気圧よりも少ない場合には、次回のダイビングでは浮上のタイミングをもっと早くすることを心がけましょう。


空気は50気圧以上残しましょう



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