目次

ディープダイビングスペシャリティ

認定カード

器材1

器材2

器材3

器材4

減圧症の予防1

減圧症の予防2

減圧症の予防3

減圧症の症状

減圧症の処置

窒素酔いの予防

窒素酔いの処置

プランとルール

空気消費率の変化

潜水可能時間の計算

深度制限

ボートサポート

ダイビング準備

潜降

水中での行動

浮上とエキジット

非常時の行動


空気消費率とは、陸上における1分間当たりの空気使用量です。
空気消費率が増加すると、タンクの空気が短時間で消費されます。

*水温が低い時には、空気消費率が増加します。



*肺の大きさが大きい人は、小さい人よりも空気消費率が増加します。

*運動量が多い時には、空気消費率が増加します。

*不安感のある人は、不安感のない人よりも空気消費率が増加します。


*潜水経験が少ない人は、潜水経験が多い人よりも空気消費率が増加します。



空気使用率は次の計算で求めることができます。

1.開始圧-終了圧=消費圧力

2.消費圧力×タンク容積=消費量

3.消費量÷時間=空気消費率


◆◇◆ 例題 ◆◇◆

200気圧で充填した12リットルタンクを使用し、水面で全装備を着けて10分間を一定のペースで泳ぎ、泳いだ後のタンクの残圧は175気圧でした。
この場合の空気消費率はいくらですか?


◆◇◆ 解答 ◆◇◆

上の式で計算すると、以下のようになり、空気消費率は30リットル/分となります。

1.200気圧(開始圧)-175気圧(終了圧)=25気圧(消費圧力)
2.25気圧(消費圧力)×12リットル(タンク容積)=300リットル(消費量)
3.300リットル(消費量)÷10分(時間)=30リットル/分(空気消費率)



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