目次

ファーストエイドスペシャリティー

認定カード

止血法

救命処置1

救命処置2

酸素投与1

酸素投与2


命を救うために行う処置を救命処置といいます。

酸素は肺からとりこまれ、心臓の作用で血液により全身に運搬されます。
したがって、呼吸や心臓の停止は生命に危険をおよぼします。

救急車が到着するまでの時間は、大都会でも10分程度かかることもあります。
人間は、心臓が停止した状態で3分間放置すると生存率は50%となり、10分間放置するとほとんどの場合死に至るといわれていますので、すみやかに救命処置をしなければなりません。

また、そばに医師がいたり、救急隊が到着した場合には、救命処置をまかせましょう。


■救命処置器材

AED(Automated External Defibrillator、「自動体外式除細動器」)は、ケイレンして血液を全身に送ることができなくなった心臓に電気ショックを与えて、正常な状態に戻す器具のことです。

以前、AEDは医師や救急救命士など医学的専門知識を持った人にしか使用が許可されていませんでしたが、現在ではすでに人がたくさん集まる公共の場所で設置されはじめ、一般の人でも使えるようになりました。

電源を入れるだけで音声で使い方を指示してくれますので、誰でも救命処置を行うことができます。

AEDは「普段どおりの呼吸」がないときに使用します。





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