アンダーウォーターフォトグラフィスペシャリティダイバーライセンス取得マニュアル 水中写真撮影のテクニック2

目次

アンダーウォーターフォトグラフィースペシャリティー

認定カード

器材

デジタルカメラのセッティング

手入れ

ダイビングテクニック

水中写真撮影のテクニック1

水中写真撮影のテクニック2

水中写真撮影のテクニック3

水中写真撮影のテクニック4

人物の撮影

水中生物の撮影

構図


■自然光の利用

光は水を通過する際に水に吸収されるために、赤、オレンジ、黄色、緑という順番に色がくすんで行き、最後に青が残ります。

青みがかった写真を避けるために、自然光ができるだけたくさん水中に入る条件を選んで撮影しましょう。

午前10時から午後2時までの間、太陽光が真上からあたる時間帯に撮影しましょう。

水面が荒れている時よりも、おだやかな時の方が、太陽光が水中によりたくさん入ります。

曇った日より、晴れて明るい日のほうが、太陽光が水中によりたくさん入ります。

深い水深よりも、浅い水深のほうが、太陽光が水中によりたくさん入ります。

透明度の高い方がより多くの自然光が水中に届きます。

太陽光が届きやすい浅い深度で撮影を行いましょう。


太陽光が真上からあたる日中が狙い目


■ストロボ光の利用

ストロボは水中での自然光のロスをカバーしてくれます。

ストロボ光を利用する場合には、被写体に近づけば近づくほど、被写体とカメラの間の光を吸収する水が少なくなるため、写体の色を実際に近づけることが出来ます。

また、自然光を利用する場合でも、ストロボを使用することによって、より被写体の色を実際に近づけることが出来ます。

カラー補正フィルターを使用し、色のバランスを補う場合もあります。


ストロボを使わないとお化けみたい



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