目次

ダイブプロフェッショナルの役割

認定カード

開催条件

クラスコントロール

情報収集

プラン作成

参加者募集

ファンダイビングの実施①

ファンダイビングの実施②

ファンダイビングの実施③

ファンダイビングの実施④

リスクマネジメント

義務と責任


■ファンダイビングの参加資格

全てのファンダイビング参加者は、次の条件を満たしていなければなりません。

①健康状態に異常がない。

②未成年者の場合には、保護者の了解がある。

③スクーバ器材を利用しないファンダイビングに参加する場合は、本プログラムで規定するスキンダイバー講習スノーケラー講習を受講修了している。

④スクーバ器材を利用するファンダイビングに参加する場合は、STARSツーリストダイバーと同等以上のCカードの所持している。


 保護者の了解を忘れずに。  
  

■参加申込書

ファンダイビングの参加者全員に申込書を記入してもらいます。

友人や親しい間柄でも、必ず書面で参加の確認をしましょう。

ダイビング終了後に数日してから減圧症や鼓膜などの傷害が発症する可能性もあります。

万一に備えて、ファンダイビング参加申込書を、賠償責任の時効期限である最低3年間(日本の民事訴訟法)は保管しましょう。

STARSの申込書(PDFファイル)を使うと便利です。

ファンダイビング参加込書(日本語版)をダウンロードする。

ファンダイビング参加込書(英語版)をダウンロードする。

申込書は、Adobe Acrobat Readerをダウンロード及びインストールしてからご覧ください。

※Adobe Acrobat ReaderはAdobeのホームページからダウンロードしてください。

Adobe Acrobat Readerのダウンロード




■参加申込書記入例

記入方法を確認し、記入もれがないようにしましょう。

1.ダイビング参加予定者が満20歳未満の場合には、保護者の同意を取りましょう。


 必ず署名をもらいましょう。



2.健康であることを確認しましょう。



 必ず署名をもらいましょう。



3.健康状態に疑問がある方には、ダイビング参加前にDANJAPAN発行のメディカルチエックフォームでドクターの診断を受けさせて、ドクターから潜水許可を得ましょう。

メディカルチエックフォームはダウンロードして利用できます。
参加者用はこちら、ドクター用はこちらからダウンロードします。

ドクターの許可のない方をファンダイビング参加者より除外しましょう。
健康上の理由でダイビングから除外しなければならない参加者を、ダイビング活動に参加させてはいけません。

また、定期健康診断を受診していない人は、健康状態に異常があってもそれに気がついていない場合があるので、定期健康診断を受けるように勧めましょう。



4.ダイビング参加者の水慣れ、潜水経験、体力等が、計画しているダイビングにふさわしいものかダイビング受付時に確認しましょう。ダイビングの参加予定者へのインタビューやログブックの記録を確認して、ダイビングの参加予定者が、計画しているダイビングに安全に参加できることを確認しましょう。



 確認しましょう。



5.ダイビング参加者の水慣れや潜水経験や体力が、予定しているダイビングポイントに適しているか疑わしい場合には、技量確認の為のチェックアウトダイビング(事前テスト)の参加を勧めましょう。
特に、最後のダイビングから2ヶ月以上経過している参加者には、必ずリフレッシュダイビングの参加を勧めましょう。
長期間のブランクは、水中でのパニックの原因となります。



6.リフレッシュダイビングの結果、計画しているダイビングに安全に参加できないと判断される場合や、リフレッシュダイビングに参加できない場合には、参加者の技量にあった初級者用のダイビングスケジュールを提案し、リスクの低いファンダイビングへ参加させましょう。
チームでの潜水では、一人のトラブルがチーム全体の安全性を低下させる可能性があります。「一人ぐらいなら下手な人がいても大丈夫。」というような考え方をせず、技量が不明瞭な参加者には必ずリフレッシュダイビングを実施して、技量に応じたダイビングを提供しましょう。



7.天候などによりダイビングの計画を変更する可能性がある場合には、変更の場合の参加者への通知方法などや、代替のダイビング計画を事前に告知し、ダイビング参加者予定者の了承をもらいしましょう。 参加予定者は、代替のダイビングのポイントには参加の意欲がないかもしれません。代替のダイビング計画を事前に通知して参加予定者の了解を得て、現地でのトラブルを防止します。


承諾をもらいましょう。



8.インストラクターの指定する減圧表やダイブコンピューターを使用してダイビングを実施することを告知しましょう。ダイブコンピューターの浮上速度や表示は機種により異なります。浮上中に警報アラームが鳴らないように、参加者のコンピューターの規定する安全浮上速度を事前に確認しておきましょう。


必ず署名をもらいましょう。



9.ダイビング参加者全員の緊急連絡先の記載されている参加申込書を現地に持参できるように準備しましょう。ケガ等の万一の事態に備えて、緊急連絡先の記載があることを確認し、記載がない場合には事前に参加者に確認しましょう。


必ず署名をもらいましょう。



■出発準備

① 利用する現地施設や宿泊所の予約をしましょう。




② 出発する前日や当日に最新の天気予報を調べ、現地のコンディ ションを確認しましょう。
最新の天気予報はインターネットで確認すると便利です。
波の大きさは、風向と風速により決まるので、ダイビングポイント周辺の風向と風速に注意しましょう。





③ レンタル用の器材がメンバーに合うサイズであるか、また動作に異常がない か確認しましょう。
長期間使用していない器材は、ゴム部分の紫外線による劣化がないことを確認しましょう。
また、法定検査に合格していない空気タンクを使用することはできません。


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