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酸素中毒のリスクを少なくするために、潜水深度と潜水時間を管理する方法をマスターします。
酸素中毒になる原因の1つは、呼吸ガス中の酸素の分圧です。
また、酸素中毒になるもうひとつの原因は、体内への酸素の吸収量です。 |
潜水深度管理
酸素中毒のリスクを少なくするためには、呼吸ガス中の酸素の分圧が1.4気圧を超えないように潜水深度を制限する必要があります。
使用するナイトロックスの酸素比率により酸素中毒に対する安全な深度が異なります。
酸素中毒に対して安全な深度のことを酸素限界深度といい、以下の計算式で求めることができます。
酸素限界深度(小数点以下切り捨て)=(1.4÷呼吸ガスの酸素分圧-1)×10
例えば、EAN32を使用する場合には、EAN32の酸素分圧は0.32ですから、上の式を利用すると、
酸素限界深度=(1.4÷0.32-1)×10=33m となります。
また、EAN36を使用する場合には、EAN36の酸素分圧は0.36ですから、上の式を利用すると、
酸素限界深度=(1.4÷0.36-1)×10=28m となります。
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ラベリング
アナライザーで測定した酸素濃度と、計算により求めた酸素限界深度はガムテープなどに記入してタンクに貼りましょう。
例えば、アナライザーの酸素濃度測定値が36.3%、測定日3月12日、計算により求めたそMODが28m、記入者が山田太郎の場合には、次のように記入します。
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