
魚と遊べ
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観察記録
緊急時の対策と応急処置1
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■住みかの移動
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大きな波がある場所では、水中の大きな水の動きで身体が揺られ、ダイビングはできません。
魚も同じで、浅い水深にすむ魚は、台風などがきて海が荒れると、波の影響の少ない深い水深へ移動します。 |
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魚は塩分濃度の変化の少ない場所に移動します。
大雨のあとに河川から大量に真水が流れこむと、下流周辺に住む魚は塩分濃度の変化が少ない沖合に移動します。 |

魚は沖に避難中 |
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魚は住みやすい水温の場所に移動します。
冬になると、水は冷たい空気で冷やされ、水面から徐々に水温が下がってきます。
しかし、深い場所の水は水面付近の水のように冷たい空気の影響を受けにくいので、水温の変化がありません。
冬になると寒さが苦手な魚は深い場所に移動し、寒さを好む魚は浅い場所に移動します。 |

冷たいの暖かいのどちらがお好み? |
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魚は産卵行動により浅い場所に移動します。
卵から生まれた魚の赤ちゃんはエサのプランクトンが豊富で外敵から身を守ることができる場所に住んでいます。
プランクトンは浅い場所に多いため、魚の産卵行動は浅い場所の障害物周りでおこなわれます。
魚によって産卵時期が異なり、びっくりするほどの浅い場所に大型の魚があらわれることもあります。
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浅いところで産卵します |
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魚は早朝と夕方に浅い場所に移動します。
回遊魚は特にこの傾向が強く、日の出や日没前後の薄明るい時間帯にえさが豊富な浅い場所に移動します。
ほとんどの魚は夜に寝ていますので、朝食と夕食はしっかり食べているようです。
夜行性のエビやタコは魚とは逆で、日の出前に夕食をとったあとは、昼間は岩の間などで寝ていて、日没前後に住みかから出てきて朝食をとります。
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回遊魚は朝と夕方に浅い場所で食事タイム |
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