目次

インストラクターの役割

認定カード

開催条件

情報収集

プラン作成

参加者募集

クラスコントロール

実技指導法①

実技指導法②

実技指導法③

実技指導法④

実技指導法⑤

リスクマネジメント

義務と責任


講習の準備は、情報収集→プラン作成→参加者募集の順番で行います。

















■情報収集方法

ダイビング雑誌の記事、現地リゾート施設や気象庁のホームページ等から最新情報を入手します。

ダイビング雑誌の記事や、現地リゾート施設から情報を得ることが出来ない海域は、講習に適さない海域の可能性があります。

そのような海域での講習の計画は避けましょう。





講習で使用するダイビングポイントにおける漁業者や他の船舶とのトラブルを避けるためにも、地域のローカルルールに精通している現地リゾート施設を利用しましょう。

























特に、スノーケリング講習、スキンダイビング講習、体験ダイビングは、プールやコンファインドウォーター(限定水域)で行いましょう。






インターネットで情報を集めてみよう。



現地の最新情報を入手しよう。

プールやプールと同様の環境か確認。

■ダイビング環境の確認

ダイビング環境が適切かどうか、次の情報を確認しましょう。

①海洋生物の生息状況

②潮流、潮汐表、地域的な潮汐・潮流の状
 況

③水面上の視界と水中の透明度

④海底の地形、体積物、海草の繁殖状況

⑤ダイビングポイントの水温

⑥漁船、レジャーボートなどのマリンスポー
 ツの水面使用状況

⑦定置網、たこ壺、建網などの漁具の設置
 状況

⑧立入禁止区域の状況






















⑨季節的な気象状況

季節風の影響を受けやすい地域は、波浪等でダイビングが長期間出来ないことがあります。

代替ポイントの情報も入手しましょう。












■リゾート施設の利用法

現地でのトイレ・休憩場所や利用法、食事の手配にも気を配りましょう。

























■交通手段

現地までの交通手段を確認しましょう。

集合時間や解散時間に便利な公共交通機関があるか確認しましょう。











■ガイドダイバーの確認

ほとんどの現地リゾート施設には、現地の海域に精通しているガイドダイバーが在籍しています。

不慣れな海域では、経験豊富なガイドダイバーを手配しましょう。

ガイドダイバーの費用や予約方法を確認しておきましょう。



危険な生物はいないか?




簡易な潮汐表はインターネットで入手しよう。




透明度は良好か?




荒天時の代替ポイントも調べよう。





施設の人数キャパシティも確認。




運行予定をチエック。



ガイドダイバーがいれば安心


  ■潮汐表

  強い潮流がダイビングに大きな影響を与えるダイビングポイント(狭い水路や岬の先端等では、潮汐表を事前に調査
  して最適な時間にダイビングを計画しましょう。

      
               狭い水路に注意。                         岬の先端に注意。




  潮は、連続する14日間で大潮→中潮→小潮→長潮→若潮→中潮の順番で変化します。

  大潮は干満の差が大きく、小潮や長潮や若潮は干満の差が小さくなります。

  大潮は流速が速く、小潮や長潮や若潮は流速が遅くなります。

  できるだけ、小潮や長潮や若潮などの潮流が遅い日を選んでダイビングをしましょう。



                               14日間の潮汐の変化



  潮流は潮の干満により発生しますから、潮止まりの時間帯は流速が最小となります。


               1日の潮止まりと潮汐表




  また、潮の上げ始めと下げはじめには流速が速くなります。

  潮止まりの前の潮流が遅い時間帯からダイビング開始して、潮止まり時刻前にダイビングを終了してエキジットでき
  るように計画しましょう。


                 潮流と潮汐表の関係

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