目次

ナイトロックススペシャリティー

認定カード

メディカルチェック

ナイトロックスと空気

ナイトロックス用ダイビング器材

ナイトロックスの特徴

酸素中毒の防止1

酸素中毒の防止2

酸素中毒の防止3

体調管理

ダイビング計画とダイブテーブル


■レギュレーターセット

ナイトロックスは酸素を多く含むため、空気で使用しているレギュレーターセットをそのまま使用すると酸化や発火の可能性があります。

空気で使用しているレギュレーターセットを超音波洗浄し、ナイトロックスが接触する器材のパーツをナイトロックス専用の耐酸素性のものへアップグレードしましょう。但し、レギュレーターの材質によっては、ナイトロックス用として使用できないものもあります。現在使用しているレギュレーターセットをナイトロックス用にアップグレード可能かどうか、メーカーや販売店に確認しましょう。

ナイトロックス専用のレギュレーターセットを空気で使用すると、そのままではナイトロックス用としては使用できなくなります。

空気用とナイトロックス用のレギュレーターセットをそれぞれ所有するのが良いでしょう。


■ナイトロックス対応ダイブコンピューター

空気を使用したダイビングでは、減圧症を避けるために無減圧潜水可能時間を表示するダイブコンピューターを使用しますが、ナイトロックスを使用したダイビングでは、酸素中毒を避けるために酸素中毒限界時間も管理できるダイブコンピューターを使用します。

ナイトロックスの酸素比率を事前に入力し、使用するナイトロックスの種類に応じて無減圧潜水可能時間と酸素中毒限界時間を管理することができます。


■タンク

耐酸素性のパーツが使われている専用タンクにナイトロックスが入っています。

空気タンクと区別するために、「NITROX」や「ENRICHED AIR NITROX」と表記された大きなシールがタンクに巻いてあります。


大きなシールが目印


■アナライザー

ダイビング前に使用するタンクの酸素濃度を調べる測定器です。

タンクに記載されているナイトロックスの酸素比率と、実際に充てんされている酸素比率が若干異なることがありますので、安全のために必ず測定しましょう。


デジタル表示のアナライザー



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