私達が水中で呼吸をするための空気は、高い圧力で圧縮されてタンクに満たされています。
タンクはアルミ、またはスチールでできており、日本の規定で3年もしくは5年に1回(タンクの製造年月日により異なる)の耐圧検査が必要です。
タンク内の空気の出し入れに使用されるのがバルブです。バルブには”Kバルブ”、リザーブ付きの”Jバルブ”がありますが、一般的にKバルブが使われています。Jバルブはタンク内の圧力が20~40気圧になるとバルブが閉じ初め、呼吸抵抗が増えてきます。そのことにより、残圧が少ないことが分かり、レバーを引いて通常の空気の流れに手動で戻すのです。現在は残圧計が普及しているので、ほとんど使われていません。
スチールタンクは底が丸くなっています。そのため倒れないようにタンクブーツを付けています。 |