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 インストラクターの役割
 認定カード
 
 開催条件
 
 情報収集
 
 プラン作成
 
 参加者募集
 
 クラスコントロール
 
 実技指導法①
 
 実技指導法②
 
 実技指導法③
 
 実技指導法④
 
 実技指導法⑤
 
 リスクマネジメント
 
 義務と責任
 
 
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                  | ダイビング事故が発生すると、インストラクターは民事上の責任と刑事上の責任を負うことがあります。
 民事上の責任とは、インストラクターが被害者に与えた損害を賠償しなければならない責任です。
 
 刑事上の責任とは、インストラクターが業務上過失致死傷罪などの犯罪を犯したとして処罰を受ける責任です。
 
 民事裁判や刑事裁判では、インストラクターに過失があったかどうか審議されます。
 
 過失には「過失=予見義務違反」と「過失=結果回避義務違反」があります。
 
 
  
  
 尚、参加申込書の「健康診断質問票」や「開始時の確認文」でゲストからの申告のないゲストの疾患に起因する事故にはインストラクターの過失がなく、民事上の責任と刑事上の責任を負うことはありません。
 
 例えば、①心室細動(突然死)のようなダイビング事故や、②ゲスト個人の体調管理に起因する減圧症は、原則的にインストラクターが民事上の責任と刑事上の責任を負うことがありません。
 
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                  | ■民事上の責任
民事裁判では「過失=被害者への損害賠償義務」となることがあります。
 賠償責任保険は、インストラクターの民事上の責任を補償するもので、保険会社が被害者への損害賠償を行います。
 
 すなわち、車の任意保険(賠償責任保険)と同じ役割をします。
 
 ダイビング講習やファンダイビング引率をする場合には、STARSが準備する賠償責任保険に加入しているか確認しましょう。
 
 STARSが準備する賠償責任保険に加入していない場合には、インストラクターの活動は禁止です。
 
 インストラクターの認定カードには資格の「EXPIRE(有効期限)」と、「LIABILITY INSURANCE(賠償責任保険)」に「ACTIVE(加入)」もしくは「NO
                  ACTIVE(非加入)」が印刷されています。
 
 尚、日本国外の裁判所による損害賠償金の支払い命令や、航空機・船舶・車両に起因する事故による損害賠償は、STARSが準備する賠償責任保険の補償範囲外です。
 
 外国リゾート地でインストラクター活動を行う場合には、日本国外の裁判所で訴訟が行われる可能性があるので、、インストラクター活動を行う国の保険会社が準備する賠償責任保険に加入しましょう。
 
 また、ボートダイビングに利用する船舶や、ダイビング現地への移動に利用する車両が、船舶保険や自動車保険へ加入しているか確認しましょう。
 
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 活動時は「EXPIRE」と「ACTIVE」を確認
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                  | ■刑事上の責任取り調べでは、警察官、海上保安官、検察官に事故の経緯や、過失の有無について説明を求められます。
 インストラクターの発言は、起訴か不起訴を決める証拠となります。
 
 また、起訴された場合には、刑事裁判で有罪・無罪を含め量刑を決める重要な証拠となり、「過失=業務上過失致死傷罪=罰金刑・懲役刑・禁錮刑」となることがあります。
 
 警察官、海上保安官、検察官には、自分自身の認識を正しく話しましょう。
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