マルチレベルダイビング
実際のダイビングで刻々と変化する水深と時間を基に無減圧潜水可能時間を計算する方法です。
ダイブコンピューターはこの方法を採用しています。
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【ダイブコンピューター】
ダイブテーブルでは、無減圧潜水可能時間を潜水時間中の最大深度で求めますが、実際には最大深度にいたのは数分で、実はそれより浅い場所に長時間いたということがほとんどです。
ダイブコンピューターは、水深の変化に従って常に無減圧潜水可能時間を計算し、リアルタイムの無減圧潜水可能時間を表示します。
また、浮上速度についても、速すぎると警告がでます。
陸上ではダイブプランや飛行機搭乗禁止時間が表示されます。
ログ機能により、ログブックをつける時には参考となります。
通称でDCと呼ばれることもあります。 |
DCに注意して浮上しましょう |
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【コンピューター用語】
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■シーリング深度
万一、減圧停止が必要なった時に、最も効率的に減圧できる水深のことです。
ダイバーはその水深で指示された時間、減圧停止をしなければなりません。 |
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■スクロール
水面休息時間中にリアルタイムの残留窒素量を計算し、次回のダイブプラン(各水深における無減圧潜水可能時間)を次々に表示します。
複数の画面が繰り返されることをスクロールと言います。
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■搭乗禁止時間
残留窒素の排出が全て完了する時間や、飛行機搭乗禁止時間が表示されるものもあります。 |
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